システムネットワーク上のアダプターのMACアドレスを表示するWindowsコマンドです。オプション(引数)を指定せずに実行すると利用している端末のネットワークに設定(バインド)されているMACアドレスが表示されます。MACアドレス(マック・アドレス、Media Access Control address)は、ネットワーク上の各ノードを識別するために設定されているLANカードなどのネットワーク機器のハードウェアに原則として一意に割り当てられる物理アドレスです。
GETMACコマンドの使い方
使用法
GETMAC [/S システム [/U ユーザー名 [/P [パスワード]]]] [/FO 形式] [/NH] [/V] 説明: このツールを使って、管理者がシステム上ネットワーク アダプターの MAC アドレスを表示することができます。
オプション
/S システム 接続先のリモート システムを指定します。 /U [ドメイン\]ユーザー コマンドを実行するユーザー コンテキスト を指定します。 /P [パスワード] 与えられたユーザー コンテキストのパスワード を指定します。省略した場合は入力する必要が あります。 /FO 形式 出力を表示する形式を指定します。 有効な値: "TABLE"、"LIST"、"CSV" /NH 列ヘッダーが出力に表示されないように指定します。 ABLE および CSV の形式で有効です。 /V 詳細な情報を出力で表示するように指定します。 /? ヘルプを表示します。
使用例
c:\>getmac 物理アドレス トランスポート名 =================== ========================================================== 00-1F-XX-13-XX-XX メディアが切断されています 00-21-6A-04-XX-8C \Device\Tcpip_{DEXXXXXX-793E-9DF5-98XX-BXXX62EFAF34} 00-XX-6A-04-XX-8D メディアが切断されています 00-XX-56-C0-XX-01 \Device\Tcpip_{97XXXXXX-9942-9CBC-8EXX-928CXXXBBC88} 00-XX-XX-C0-XX-08 \Device\Tcpip_{E1XXXXXX-99D0-97C1-A3XX-BB5XXXXAC806}
その他
例: GETMAC /? GETMAC /FO csv GETMAC /S system /NH /V GETMAC /S system /U user GETMAC /S system /U domain\user /P password /FO list /V GETMAC /S system /U domain\user /P password /FO table /NH
対応OS
Windows2000等の古いOSの場合はリソースキットからのセットアップが必要です。
OSバージョンによっては利用できないオプションもあります。
Windows8, Windows7, WindowsXP, WindowsVista, Windows2000, WindowsServer2003, WindowsServer2008, WindowsServer2012
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