コマンドラインでファイルの中身を表示するコマンドです。コマンドラインで作業を行う場合は良く利用しますが、Windowsでの利用頻度はあまり高くありません。Linuxコマンドでは「tail」というファイルの末尾から表示してくれる非常に優れモノのコマンドがあるのですが、Windowsではこの「TYPE」コマンドのみです。
裏技的な使い方ですが、ファイル名の引数に「*(アスタリスク)」が指定できます。指定すると、指定したフォルダ内の全てのファイルとその内容を順番にコンソールに表示してくれます。
TYPEコマンドの使い方
使用法
TYPE [ドライブ:][パス]ファイル名
オプション
ありません。
使用例
c:\_temp\sample\testdir4>dir /s ドライブ C のボリューム ラベルがありません。 ボリューム シリアル番号は A6D6-4E55 です c:\_temp\sample\testdir4 のディレクトリ 2013/11/26 22:19. 2013/11/26 22:19 .. 2013/11/26 22:24 144 好きなサッカーチームリスト1.txt 2013/11/26 22:25 158 好きなサッカー選手リスト1.txt 2 個のファイル 302 バイト ファイルの総数: 2 個のファイル 302 バイト 2 個のディレクトリ 25,357,676,544 バイトの空き領域 c:\_temp\sample\testdir4>type *.* 好きなサッカーチームリスト1.txt 1.バルセロナ スペイン 2.マンチェスターユナイテッド イングランド 3.ACミラン イタリア 4.ユベントス イタリア 5.アーセナル イングランド 好きなサッカー選手リスト1.txt 1.ヨハン・クライフ オランダ 2.ファン・バステン オランダ 3.ファン・ニステルローイ オランダ 4.ストイチコフ ブルガリア 5.デビッド・ベッカム イングランド c:\_temp\sample\testdir4>
対応OS
Windows8, Windows7, WindowsXP, WindowsVista, Windows2000
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