WindowsXPで動作が突然重たくなる原因 – jksプロセス

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ここ数か月、WindowsXP端末が突然遅くなる現象が発生していて、原因はシマンテック社のノートン インターネットセキュリティ(Norton Internet Security)かと思っていたのですが、違うことが判明。アンチウィルスソフトウェアがウィルスのフルスキャンを行っている間にマシンが重たくなることもあるにはあるのですが、動いてない時も挙動が遅くなり、ほぼフリーズ状態となるのでおかしいと感じていました。

jqs.exe / Java Quick Starter

「Java Quick Starter」というjavaのプロセス、これが原因です。調べてみると大量のI/Oを発生しています。I/Oとはハードディスクへのアクセスの事で、ディスクI/Oがサーバや端末のパフォーマンスに大きく影響するものなのです。ディスクI/Oウェイトが発生した場合は、CPU利用率は平凡という特徴もあります。

Windowsのタスクマネージャで調べる場合は「jqs.exe」という名前のプロセスです。
タスクマネージャは、Windowsのタスクバー⇒マウス右クリックメニュー⇒タスクマネージャから起動できます。
起動しても、イメージ名、ユーザ名、CPU利用率、メモリ利用量しか初期表示では出てきませんので、「表示」メニューから「列の選択」でI/O関連を表示するようにしてみてください。

jksプロセスを停止する方法

jksはWindowsサービスとして提供されています。
スタートメニュー⇒コントロールパネル⇒管理ツール⇒サービスで、サービスを起動します。
Java Quick Starterを右クリックして「停止」することでjqs.exeのプロセスを止めることができます。
初期設定で自動起動になっていますので、合わせて手動起動に変更するようにしてください。
変更しないと、次回再起動時にまた復活します。

jks.exeを調べてみると、WindowsXpでJavaを高速起動するために必要なものらしく、WindowsVista,Windows7等では標準機能で備えているため不必要なプロセスらしいのですが、Javaの起動が速くなっても利用しているマシンが遅くて作業が遅くなるなんて、本末転倒です!(いまさらXP使っているのかと言われそうですけど。)

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